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古民家の庭を清掃(1/10)
カレイ山の遊歩道整備が一段落しましたので、ちょっと意識を尾形の御堂家に向けたいと思います。昨年の記事で、この古民家の歴史的背景を記しましたので、今回は少しだけ地理的背景をご紹介したいと思います。
宮窪港観光桟橋から海岸線沿いに余所国(よそくに)方向へ100メートルほど行くと、ガソリンスタンドがあります。この手前を左に曲がると、中村集会所と軍人墓に囲まれた広場があります。ここには、NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』でお馴染みの秋山好古揮毫(きごう)の忠魂碑がありますので、ファンの方は必見です(昭和3年11月建立)。
ここから100メートルほど路地を北へ行くと、尾形八幡神社の入口交差点にさしかかります。花崗岩でできた鳥居・狛犬・社号碑があり、鳥居は江戸時代中期の元文2(1737)年に建立されたものです。このタイプの石鳥居としては造立時期が古く、希少な現存例といえそうです(さすが、大島石の産地!)。
この交差点を左に曲がると、100メートルほど先に、高石垣の民家が見えます。ここが尾形の御堂家屋敷となります。実は、中村集会所の広場からも目視することができ、同屋敷は高台にあって海の眺望にも優れています。
さて、今回の作業は、夏以降に茂った庭の草刈りが目的です。やはり、放っておくとすぐに生えますね。今は草刈りしかできませんが、将来的には古民家の修復整備に向けた事業に取り組みたいものです。
広報担当 大成
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