カレイ山で、結婚披露パーティ
春爛漫の4月4日午後、カレイ山展望公園内で当会メンバーの結婚披露パーティが開催されることになりました。若手理事で活動熱心な新郎のため、この日は会員が縁の下の力持ちとなって、会場設営・料理接待を切り盛り。会員である漁師が鯛を手配し、さばくのもまた別の会員である漁師という豪華リレーで、宮窪らしさを演出。遠見茶屋では、特製カレーライスが女性スタッフによって振る舞われ、出席者(約80名)は貸切り気分満喫でした。花見で同公園を訪れた観光客の中には、まさか山の頂上で結婚披露宴!?と、驚いた表情をみせる人もいました。
さて、新郎たっての願いで実現した今回の披露宴ですが、新郎挨拶の後、記念碑や記念植樹の催しなども行われました。記念碑は、石彫刻家の黒光武さん(カレイ山展望台管理棟でギャラリーを開設)が制作した大島石製の石碑で、その除幕式を新郎新婦が行いました。石碑の名は“誓いの碑(いしぶみ)”と命名され、まさに二人の門出を祝うモニュメントとなりました。ただし、同地は公有地のため、石碑に新郎新婦の名は刻まれておらず。幸せの輪がここから広がっていくよう、礎石はハートの形となっています。 記念植樹については、ハナカイドウを2本植えることになり、展望台からブーケトスのサービスもありました。
これは、新郎父の挨拶で分かったことですが、新郎新婦は式を挙げておらず、この披露宴が二人の門出を友人・知人に知って頂く、一世一代の晴れ舞台となりました。小生がいうのも何ですが、こういう形もあっていいと感じました。新郎の人柄を物語るように、参加頂いた皆さん、実にいい笑顔で、温かいオーラが場内を包み込んでいました。乾杯の音頭を兼ねた来賓挨拶は、自身の結婚記念日でもあった当会理事長・菅原恒夫が。万歳三唱の音頭は、当会事務局長の村上利雄が行いました。
お二人の幸せを、心からお祈り申し上げます。