今年も暑かった、第18回水軍レース(7/31)
①当日の作業内容
当会には、水軍レースの発足にかかわったメンバーが数名いることから、大会当日は裏方スタッフとして大会運営を支えるよう努めています。今年も17名が参加しました。
・作業その壱。参加チームの幟を、竹竿に結びつけます。
・作業その弐。レースの進行に合わせて、選手を待機場所に誘導し、整列させます。
・作業その参。小早船の櫓や舵が破損した場合に備えて、スタート地点に待機します。
・作業その肆。後日の水軍レース特別番組の放送で、実況解説を行います。
最も過酷な作業が、その弐。炎天下のなか、日除けのない場所での作業となるため、ひたすら水分補給を繰り返し、日焼け(ヤケド)や下痢で体調を崩す恐れがあります。
今大会から、選手控えテントの位置が、スタート地点の浮き桟橋後方の埋立地に変更されました。選手を誘導する当会メンバーにとっては、昨年よりも移動距離が増すことに。昨年までの選手控えテントの位置には、露店が並び、会場が広くなった印象を受けます。今大会は土曜開催でしたが、日曜開催となれば、より多くの集客力の増加が望めそうです。
②レース内容および結果
前回大会から、一般参加のチームについては、過去の成績や実力差を考慮し、サッカーJリーグのJ1・J2にならった2つのカテゴリーを設けることにしました。一般AがJ1、一般BがJ2に相当し、これ以外に女子の部があります。参加チームは、一回戦に勝てば決勝戦に進むことができ、敗者復活戦はありません。
今大会は、一般の部に45チーム、女子の部に9チームの参加がありました。土曜開催にしてから、参加チーム数が減少し、県外の個性派チームの姿が見られなくなったことがとても残念です。ちなみに、山口県周防大島から参加の「毛利藩船手組」は、能島村上家直系子孫・村上文朗氏をリーダーとするチームです。レース後に快く記念撮影に応じて下さいました。
今大会、選手たちを悩ませたのは“横風”でした。大きく右に旋回する船が多かったようです。その間隙をぬって、小学生チームが大人チームに勝つという番狂わせもありました。ただし、終わってみれば、今年も優勝チームは一般Aが鵜島奉行隊、一般Bは誠むらかみ、女子の部は愛媛スキー連盟レディースでした。鵜島奉行隊と愛媛スキー連盟の連覇が続いています。