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〝イマバリ・ストーン・ルネサンス〟に協賛(4/1)

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  このほど、今治市内に事務局をおく「しまなみ石文化研究会」が、五輪塔・宝篋印塔(ほうきょういんとう)・宝塔・層塔などの今治地方の中世石造物をPRするパンフレット『イマバリ・ストーン・ルネサンス ~中世石造物ナゾ解き散歩ノススメ~』(A5版・14頁/大成経凡執筆/第一印刷)を8,000部刊行しました。背表紙には〝石つながり〟ということで、当会の石文化体験ツアーも掲載され、刊行に際しては大島石協同組合や能島の里も協賛をさせて頂きました。非売品につき、協賛を頂いた個人・法人・団体様を中心に配布をしているようで、効果的な個人・機関にも今後は配布を予定しているとか。
  このパンフレットには、今治平野(乃万地域・玉川地域など)だけでなく、大島をはじめとする芸予諸島の代表的な石塔も紹介されています。宮窪地域では、友浦宝篋印塔と証明寺跡宝篋印塔です。今回紹介されている石塔の石材はすべて花崗岩(かこうがん)で、造立されてから700年近くが経過した今(鎌倉時代後期~南北朝期造立)も、輝きを失っていません。その背景に、いい花崗岩を使用している点があげられます。それらがすべて大島石とは断定できず、今治平野を流れる蒼社川(支流の玉川・木地川も含む)の玉石や尾道方面から運ばれてきた石材の可能性も考えられます。
  今回紹介されている石塔の多くは、国の重要文化財指定を受けており、いわば文化財の王様です。いくら今治城跡がスゴイといっても、あれは県の指定史跡。能島城跡なら国指定史跡ですから、それら石塔と肩を並べることができます。これまで、今治市内の優れた中世石造物は、集中して所在する乃万地域に光が当たることはあっても、しまなみ海道エリアに点在する個々については、まさしく点としてのPRしかできていませんでした。これを〝地方色のある石造文化ゾーン〟としてとらえる視座が必要で、今回のパンフレットはそれに先鞭をつけたことになります。
  当会の石文化体験ツアーも、春を迎えてから客足が伸びて参りました。家族連れや団体客の申し込みが目立ちます。今後は、中世石造物ツアーの掘りおこしとリンクに期待が膨らみます。   

広報担当 大成
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