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大島石シンポジウムに参加して(10/19)

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製作中の「村上海賊の娘」挿絵画レリーフ
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「石のカフェ」の石テーブル(試作品①)
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「石のカフェ」の石テーブル(試作品②)

  集客も含めて、どうなるかと心配された大島石シンポでしたが、市外・県外からの参加者も多く見られ、大島石に対する関心の高さがうかがえました。歴史学・民俗学・地質学のアカデミックな内容に加えて、伊東建築塾生・長塚幸助氏の〝石のカフェ〟への取り組みは、建築学というよりも〝まちづくり的視点〟が強く感じられ、シンポに深みと広がりを感じさせました。その長塚氏設計による石のテーブルも披露され、参加者は興味深そうに見入っていました。石のカフェそのものの完成は、もうしばらく時間がかかりそうですが、伊東塾が今治市民と連携して本格的に取り組む第1号の作品としても注目が集まりそうです。おそらく、大島の国道317号を疾走するサイクリストたちにとっての〝オアシス〟となること間違いなしです。

  また、当法人・村上安直理事長の開会挨拶にもあった〝小説『村上海賊の娘』挿絵画の石のレリーフ〟も、来月某日の除幕式に向けて制作に力が入っています。

大島石は硬さに特徴がありますが、これを特長とみるのは利用者側の視点で、つくる側の立場からすると加工の難しさがともないます。今治市在住の若手石彫家・池田英貴氏がこの制作に挑戦していますが、氏独自の技を持ってすればきっといい作品ができるでしょう。。
 大島石は、採石・加工から販売まで裾野の広い産業です。この中で、加工においては芸術性をともなう商品や作品もつくられます。今後は、石彫家の育成も大きな課題で、優れた手仕事の技術を伝承していく仕組みの構築が求められます。廃石にどのような付加価値をつけるのか、これはまさに石彫家の腕の見せどころで、今回のようなレリーフや記念碑の制作機会を地元自治体や企業は増やしていって欲しいと思います。

広報担当 大成
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