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愛媛新聞に活動記事が掲載(8/9)

  当会が発足当時から掲げている一つのスローガンに〝潮流美術館構想〟があります。宮窪地域には、村上海賊の歴史遺産以外にも、海産物・大島石などの特産物、潮流・採石場を楽しむ景観など、地域まるごとミュージアムとなる魅力がふんだんに備わっています。これらを地域活性化につなげるため、そのエンジンとなろうと当会は約10年前に発足しました。その当初からの活動目標のなかに、旧宮窪町域の鵜島の活性化も含まれていました。
  これまでにも、鵜島の清掃活動を行うなどの実績はありましたが、目立った動きとはなっていませんでした。現在は、鵜島住民が市の助成金(がんばる地域支援事業)をうけて取り組むサイクリングコースのPR事業に対して、当会もお手伝いをさせて頂いております。その模様が、8月9日の愛媛新聞記事に掲載されました。
 鵜島の島民は現在27名で、その生活航路となっているのが宮窪港と伯方島の尾浦港を結ぶ1日7往復の定期フェリーです。本船に乗船すれば、サイクリスト(一般観光客)は伯方・大島大橋を通行しなくても大島と伯方島をアクセスでき、鵜島で途中下船することができます。ただし、鵜島で下船させるためには、その魅力の啓発・周知はもちろんのこと、案内板やパンフレットの作成が必要となってきます。
 案内板はすでに設置済みで、島内を巡る約2㌔のアップダウンのきいた道路周辺では、瀬戸内の原風景や船折瀬戸(有津瀬戸)の景観を楽しむことができます。これは、島を訪れた人にしか分かりませんが、鵜島から眺める船折瀬戸は、実に爽快です。サイクリストが〝小さな船旅〟で得る感動は計り知れないものがあることでしょう。将来的には、古民家や空き家などを活用し、潮待ち・風待ち感覚で観光客に島滞在をうながす手法も求められてくることでしょう。

広報担当 大成
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