平成29年度通常総会を開催(6/25)
総会の様子
アジサイとフクロウ
遠見茶屋からの眺め
梅雨さなかの6月最終日曜、午後4時過ぎより約1時間、遠見茶屋において新年度の総会が開催されました。会員50名余りのうち、委任状を含めると40名ほどの参加がありました。午後には雨も上がり、店内から見下ろす海・山・空の景色は幻想的でした。
会の冒頭には、「宮窪町の人口が2,600人余りとなり、人口減少に歯止めをかけるには、町PRだけではもう不十分。人口減少がこのまま続けば文化が絶える。当NPOとしても、危機感をもって収益を上げる事業に舵を切り替える必要性がある」と村上利雄理事長からの挨拶がありました。
収益性の面においては、今年2月から映日果の営業をスタートさせましたが、銀行でローンを組んでの新たな事業のため、結果が求められるところ。島のイチヂクを使った目玉商品のスイーツは、8割方完成品となっており、島のレモンケーキも加わる予定です。
これらの商品の監修には、東京銀座のフランス料理店「ペリィニオン」のソムリエ・松本裕司氏がかかわっております。映日果のある宮窪石文化運動公園は、愛媛国体のアーチェリー会場となっており、それを機に広く知名度と収益性を上げていくことが期待されます。
また、新たな収益性確保のために、大島石PR・販売促進を目的とした部門を当NPO法人内に設立することになりました。まずは、視覚に訴えるパンフレットを制作して、一般消費者の問い合わせに対応できるように努めて参りたいと思います。建築家・伊東豊雄先生からもアドバイスをいただいている大島石のテーブルを、本格的に販売の軌道に乗せなければなりません。そのためのホームページのリニューアル&インターネット販売の準備にも本腰を入れる予定です。
そのほか、しまとく市場の移転につきましては、(予定を変更し)現在の市場の内装・外装のリニューアルで対応を図ることとなりました。これには昭和女子大の杉浦久子先生が監修にあたられる予定で、映日果の内装にもアドバイスを頂くことになっております。パイレーツテントは技術面・費用面等で、昨年度中の完成が達成できませんでした。年内に完成できるよう努めます。
水軍広場の活用につきましては、多機能性をもたせるため、花壇・ベンチの移設や、不要樹木の伐採等を検討中です(市と相談)。同所はオートキャンプ場として人気を集めており、今春から今夏にかけて雑木の剪定に力を入れたところです。今秋9月9日には、同所でラテン観月会が予定され、その頃までには空間に変化を持たせたいものです。
以上が大まかな新年度の事業計画となります。定例作業は、これまで通り毎月第3日曜にカレイ山展望公園内で実施いたします。会員の皆様はふるってご参加下さい。新年度も、どうかよろしくお願い申し上げます。