灼熱の第25回水軍レース大会(7/30)
一般の部A決勝
レース会場の光景
遊子漁協の出店
旗指物設置隊
選手誘導係
今月、水軍レース大会の立ち上げで功労のあった水軍ふるさと会初代会長・矢野久志さんがお亡くなりになりました。早いもので、もう第25回。水軍レースは4半世紀を数える、瀬戸内の夏を彩る風物詩となっております。当会では、西原秀雄さんや村上利雄さんも、初期から運営にたずさわる最古参の功労者であります。
全盛期は、3町共催(宮窪・吉海・伯方)による運営方式で、90チーム近い参加があったように記憶いたしております。その頃に比べると、少し賑わいは薄れたように思いますが、合併以後の現在の特設会場となってからは、60チーム前後の安定した大会運営ができているように感じます。欲を言えば、もう少し県外チームの参加が(復活して)欲しいのと、もう少し涼しい時期に大会日程をずらして欲しいと願います。本日も、ご高齢の方が暑さで体調を崩し、一般の部Bで決勝レースを棄権するチームがありました。
さて、当会の活動に話を戻しますと、今年も旗指物設置と選手誘導・整列係、櫓の修理が主な作業となりました。旗指物の設置は、開会式前の午前8時から8時半までが忙しく、この時点で汗ダクダクです。選手誘導・整列係は陰のない場所での作業となりますので、色白のスタッフは毎回ヤケドを負うことになります。
今回のレース結果につきましては、一般の部A・B、女子の部に53チームの参加がありました。あいにく、宇和島市の「遊子漁協友の会」は、赤潮の発生等の理由で参加を見合わせ、漁協のキッチンカーだけが駆けつけたしだいです。今大会一番のドラマは、一般の部Aで「大福会」が念願の初優勝を果たしたことでしょう。いきなり一回戦から、昨年の決勝で顔を合わせたディフェンディングチャンピオンの愛媛県スキー連盟(SNOW MEN’S)と激突。これを僅差で破ったことで、優勝にグンと近づきました。
決勝では、「鵜島奉行隊」の隣のレーンとなりますが、接触することなく、スタートから一歩頭を抜け出し、初優勝のゴールへと駆け抜けていきました。実力がありながら、いつも僅差で優勝を逃してきただけに、メンバーの満面の笑みがとても印象的でした。
なお、昨年に続いて、当会の水軍レース慰労会(花火鑑賞)は中止となりました。その分を、9月上旬のラテン観月会にて補いたいと考えております。